赤ちゃんのベビー羽毛布団
ベビー用の羽毛布団についてお問い合わせを頂きました。どの様な布団が良いのか解らないとのことでした。ベビー用羽毛布団にするべきなのか、他の素材の掛け布団にするべきなのか迷われている様子です。
ベビーセットの組布団には羽毛布団と肌かけふとんの両方が含まれています。ゴアラミネート加工のタイプのベビー羽毛布団もあり様々なタイプの製品が販売されています。
赤ちゃんのベビー寝具
赤ちゃんなので暑い寒い重いなどは、泣くことでしか伝えるすべがありません。
暑くてもふとんをはいだり、逆に寒いからふとんを掛けたりも当然できないため、寝具が快適な眠りの条件を整えられるものであるべきと考えます。
赤ちゃんには羽毛布団の温度調節機能は勧めできます。赤ちゃんの寝具は洗濯のことも同時に考える必要があります。
赤ちゃんのベビー羽毛布団
赤ちゃん用なので体温調節をするために、冬には肌掛けとの併用で対応するためなのか、大人用のようにボリュームがあるものは少ない様な気がします。
こちらに大人用の羽毛布団の選び方のページを用意しています。
洗濯はできるものもあるようですが、基本的にカバーの交換をお勧めいたします。洗濯は2日-3日は乾かないためオフシーズンでないとできません。
羽毛布団の色柄は生成りが一般的でカバーの柄で楽しんで頂いているようです。赤ちゃんが楽しんでいるより親の方が楽しんでいるように思います。
アレルギー等の心配がある方は、高密度の生地のカバーとかゴアラミネート加工の羽毛布団にするとよいでしょう。ただしゴアラミネートはクリーニングが出来ないことを承知の上でご購入ください。
赤ちゃんのベビー用羽毛布団の品質
赤ちゃんのベビー羽毛布団のサイズは、95cm✕120cmのサイズが一般的です。ダウン率は85%から90%が多いのではないでしょうか。
ダウンの種類はグースの文字が使われているものが少ないのでダックダウンが多いと思います。
洗浄は、洗浄水の透明度が1000mm以上(業界基準の2倍)になるまでされていると思います。
ダウンの量は200g-300g程度が多く、肌かけふとんと組み合わせて使用する場合はダウンの量は少ないタイプもございます。購入時はダウンの量も注意する必要があります。
ふとんの面積からすると大人用のものよりダウン量は少なくなっています。
側生地は、ポリエステルと綿の合繊が多いように感じています。たぶん洗うことを考慮してのことだと思います。
ゴアラミネート加工のものには綿素材のものもあるようです。ゴアラミネート加工の羽毛ふとんは西川(株)をはじめ国内では何社か製造しています。
羽毛布団は洗うと本来の性能が無くなっていきます。ダウンの吹き出しとか、温度調節機能とか保温力は少し低下します。。
現状のベビー用の羽毛布団に対する店主の真意は行間から・・・。赤ちゃんの寝具はおねしょ漏れ等があるので家庭での洗濯が出来乾きの速い素材がおすすめです。
オーガニックコットンの赤ちゃん寝具
オーガニックコットンは安心で肌に優しいイメージがあります。間違いではありません。ただベビー用の羽毛布団でオーガニックコットンを使用している製品は少ないと思います。
赤ちゅんの肌に優しい柔らかさはオーガニックコットンでない一般のコットンとの差はありません。
無農薬での栽培は地球環境に優しいことは間違いありませんが、残留農薬の有無とか製品自体に違いはありません。
またアレルギーの方に優しいかもしれませんが、これも通常のコットンと何も違いはありません。
赤ちゃんの羽毛布団の側生地にオーガニックコットンが使用されたとしても同様です。違いがあるとすれば店主の勉強不足です。お許し下さい。
ベビー、羽毛布団、オーガニックコットンで検索するといくつも製品が出てきますが、その多くはベビーセットのカバーとかシーツ類がオーガニックコットンの場合が多いと思います。
まとめ
ベビー用羽毛布団は洗濯とかクリーニングのことを考慮すると他の素材の掛け布団をおすすめしたいのが本音です。メーカーも洗濯のことを考慮してポリエステルと綿の合繊生地をさいようしている様に感じます。
ポリエステル系の側生地の羽毛布団はムレ感が強く出るため温度調節を自分で出来ない赤ちゃんの場合は注意してください。
また洗濯をすると羽毛布団の機能は低下して3回も洗濯をすると保温力等が心配です。洗濯を重ねた羽毛布団は次の子に使うことはおすすめできません。このような事を十分に承知してベビー用の羽毛布団をお使いください。
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