麻は夏の寝具の定番品です。麻のパッド、シーツ、掛け布団などがあげられます。
ひんやり感と吸湿性によるサラッと感が長所です。短所としてはチクチク感がどうしても気になる所です。
麻の種類
麻には色々な種類がありますが、一般的にラミーとリネンの2つが代表的な存在です。
チクチク感はリネンにもラミーにも存在しますが、どちらかと言えばラミーが強いイメージがあります。
麻の生地価格
麻の生地価格は一概に素材の違いだけで安いとか高いとかは言えるものではありません。
品質とか織り方により価格は異なるものです。
ラミーよりリネンが高級で高いとかチクチク感が少ないとか言われていますが、はたしてどうなのでしょうか。
敷きシーツkn-la-f1200で実験
今回は京都西川のフラットシーツkn-la-f1200の製品を使いチクチク感を試す実験を行いました。
通常通りシーツとして使用する実験も行いましたが、チクチク感を試すにはやはり肌に直接触れる必要があると感じました。
そこでどうすれば直接肌に触れるかを考えて見ると、通常はパジャマを着て寝るためシーツに触れるのは手と足ぐらいになります。
であるならばシーツの生地でパジャマを作り着ることにより直接肌に触れる面積は多くなると考え下記のパジャマを作って見ました。
画像は洗濯機で2-3回洗濯をしたものです。
リネン麻のチクチク感
上質のリネン麻はラミーの上質品と変わらない!。
価格的にも変わらないと言われています。もちろんチクチク感も全く無いとも言えませんが気になるチクチク感はありませんでした。
1度洗濯をした後では全くと言って良いほどチクチク感は無くサラサラ感だけで、綿のパジャマを着ているのか・・・。
麻パジャマの蒸れ感
麻のパジャマは素材特有のサラッと感があり、麻のシーツとかパッド、肌布団と組み合わせると蒸れ感と言うよりひんやり感が心地良く感じられます。
日本のムシムシした夏には麻の寝具でサラッと快適な環境でお休み頂ければと思います。
麻のシーツの難点
実際に使用して感じたことは、どうしてもシーツなので敷き布団を包む様に折り込む必要があることです。
そして麻の繊維の特徴として皺になりやすいことが難点です。洗濯は何も考えず洗濯記号も見ずに洗濯機で洗い、干すときに皺を伸ばすように伸ばして乾かしました。
パジャマも同様に洗濯をしました。特別問題なく使用出来ています。
パジャマは洗濯後生地が柔らかくなりより一層心地良く使えるようになりました。
ただ皺はどうしても肘とか膝の後ろにできやすいですが、それも麻の楽しみの1つとして考えることにしています。
商品は、こちらのカバーkn-rl-jl-06とシーツkn-la-f1200/のサイトをご覧ください。
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