夏用羽毛布団ダウンケットの使用感

7月に入った頃より寝汗をかく夜が出てきたので掛け布団を交換しました。合い掛け羽毛布団から夏用の羽毛のダウンケットに交換をしました。朝方にはちょうど良い保温力です。

今回は色々な中綿素材の肌布団の寝心地を試すことにする。素材はダウン・ウール・木綿・化学繊維・ 真綿等を中綿素材に使った布団ですが側生地は統一することは出来ませんでした。

素材毎の肌布団の筆者の寝心地を紹介いたします。

ダウンケットの寝心地

使用したダウンケットはグースダウンを300g充填して側生地は80超長綿のものです。

ダウンケットはやはり軽く感じましたが、しばらくするムレ感を感じました。このムレ感がどうも寝苦しくより暑さを増している感じがしました。エアコンとの併用ならちょうど良いかもしれません。

ダウンケットの側生地の透湿性に関係していると思います。湿気を通しにくい生地のためムレ感がでるのです。冬には感じられなかった暑さを感じるのは、ダウンケットの宿命かもしれません。6月には良いかもしれません。

ウールケットの寝心地

中綿にウール100%を使用した肌掛け布団です。今回使用したウールケットは充填量が300gと少ないためかフィット性は素晴らしいが朝方は少し寒く感じました。真夏ならエアコンを掛けて入眠すると良いかもしれません。7月後半から真夏には羊さんの贈り物であるウールケットがお勧めではないかと感じたところです。

木綿わた肌布団の寝心地

木綿わたとは植物の綿花をほぐしワタに加工したものです。綿花の中でも今回使用したのはスーピマ綿といい上質の綿花からとれたワタを500g入れた肌布団です。

ダウンケットと比較すると少し重さはありますが中綿500gなので重すぎることはありません。寝心地もちょうど良い感じです。

今回は試作した肌布団なので価格的には易く出来ませんでしたがお手頃価格で製品化出来そうに思います。オ・ス・ス・メ!!

麻肌掛け布団の寝心地

中綿に麻繊維のワタを1.0kkg入れた夏布団を使用しました。価格はこの中で一番高い製品です。

布団を掛けるとヒンヤリ感が第一印象です。暑くもなくちょうどいい感じです。ただし7月後半にはエアコンを掛けてちょうどいい感じです。エアコン無しでは使えません。

もう少しワタの量を少なくしたタイプがオススメかもしれませんが7月上旬は少し物足りないかもしれません。

木綿わた布団がコスパに優れていると感じます。

真綿布団の寝心地

真綿とはシルク繊維の綿のことです。洗える真綿布団の紹介を少しだけ致します。

●軽く、ソフトで身体にフィットし、適温の寝心地感。

●水分の吸湿・透過・発散性に優れ、蒸れずに初夏まで快適。

●長繊維なのでワタ切れしにくく、綿ぼこりがでないので衛生的。

●より洗練されたソフトさを追求した二重ガーゼの側生地

●普通のわた(綿、羊毛)に比べて約1/3のかさ高で収納に便利。

●洗える真綿布団。経済的かつ衛生的。

使用感は説明文にあるようにフィットして蒸れずに快適でした。ただ7月下旬にはエアコンを掛けながら使用すると良いように思います。

肌布団のおすすめ素材

肌布団の使用目的を梅雨の季節の寒さ対策とすることを前提におすすめ素材を案内します。冬季に保温力の補助的役割としての肌布団の素材ではありません。

梅雨の季節にはムレ感と適度な保温力においては木綿か真綿布団がお勧めと思います。

梅雨前から使うなら保温力があるダウンケットもおすすめですが梅雨に入るとムレ感が気になります。エアコンと併用がお勧めです。

ウールケットは梅雨の終わりからがちょうど良いかもしれません。

麻は500g程度の充填量のものが梅雨明け後エアコンの冷え対策におすすめです。

真綿とかウールの場合は以前はクリーニング店でしか洗うことができなかったものですが、最近は「洗える」タイプもあるため家庭での洗濯が可能で経済的です。

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