霜降のころになり朝の室温が20℃を切ると布団に関心が高まります。消費者も店主の感覚も同じように感じています。
夏用の寝具から端境期の寝具に入れ替えを致しました。さすがに冬用の羽毛布団までは必要がありませんが、合い掛け布団と保温力のある敷き布団に交換しました。
合掛羽毛布団と羊毛敷布団の組合せ
端境期の寝具としては、羽毛合い掛け布団がおすすめです。羽毛の温度調節機能と適度な保温力はこの季節にはお勧めしたい寝具の1つです。
寒さは掛け寝具だけでなく敷き寝具にも注意を払わなくてはなりません。今日は羊毛ウールの敷き布団との組合せについて書くことに致します。
室温が20℃になると、布団も夏用では寒くしかし冬用の羽毛布団ではまだ暑くて寝られません。
そこでおすすめするのが、薄い羽毛布団と紹介すべき羽毛合い掛けふとんです。簡単に言うと冬用よりは保温力を抑えた掛け布団のことです。
き羽毛合い掛けふとんに付いては、詳しくは羽毛布団の疑問コーナーにて羽毛合い掛けふとんの特徴と掛け布団の入れ替え時期に付いては紹介しているので、羊毛ウール敷き布団を簡単に紹介をすることに致します。
羊毛ウール敷き布団
ウールは羊から刈り取った天然の繊維です。自然な環境では草の実などの植物繊維などが絡んだ状態です。
これらのゴミを取り除く化炭処理を行い綿状にして敷き布団などの寝具に詰めています。このウール100%の寝具で包まれる状態は、正に自然環境の中で生きている羊そのものになった状態です。
自然環境の下での羊の体温を保つ保温力は素晴らしいものです。また適当に放熱をすることで一定の温度を保つ働きもあります。寝具にもってこいの素材と言えます。
羊毛混ではなくウール100%は端境期の寝具としては素晴らしい寝具素材です。
この季節には保温性・調湿性において他の素材との混合物よりか、羊毛100%の敷き布団をお勧めしたいと思います。
春と秋の寝具
敷き布団には100%ウールで適温の状態を作り、掛け布団は羽毛の温度調節機能で適温を保つようにすることで、快適な寝床環境を作ることができると感じています。
端境期の寝具のお勧めは、合掛羽毛布団と羊毛敷布団の組合せです。
端境期は本来は新米に入れ替わる頃ですが、段々と寒くなる時期と逆に暖かくなっていく時期の両方の季節に共通した温度変化が起こります。
最近の春と秋の気候はエアコンのスイッチの切り替えが頻繁なったと感じるのですが、寝具においてもこの時期を如何に快適に眠るかを提案する必要性を感じます。
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