熱帯夜の寝具とエアコンの関係?寝室のエアコンの設定温度は何度が良いのか?寝具はタオルケットで良いのか?
熱帯夜の寝具とエアコンの設定温度
2020年の8月の熱帯夜はこれまでになく厳しいもののように感じます。
年のせいかもしれませんが、就寝時と夜明け時の温度差が大きいように感じます。
就寝前に寝室の温度はエアコンで28度でしばらく冷やしてから、30度に設定し直して休むのが毎日の習慣です。
掛け寝具は下の写真の綿のタオルケット1枚です。敷きパッドは、西川AEROG快適な通気性パッドnl-cp-050を使用しています。
就寝時の寝床内は、タオルケットでちょうどいい快適温度ですが、明け方の5時には少し物足りなく感じます。
もう少し保温力があっても良いのではないかと思います。午前五時の温度は下記の写真をご覧下さい。
時計にビルトインされた温度計は、敷き布団の位置とほぼ同じ高さで28.5度となっています。
就寝前の温度を写真に撮れていませんでしたが、おおよそ28度であったと記憶しています。その後エアコンの設定温度を30度にしています。
同じ28度の寝室温度なのに寝心地に違いが出るのか疑問に思います。
輻射熱と寝室温度
輻射熱とは聞き慣れない言葉ですが、簡単に言うと壁とか床、天井、家具が温められて保温している熱を放熱する熱のことです。
どうもこの熱が今回の寝心地の違いの原因であると考えられます。
エアコンでいったん冷やされた寝室の温度は、輻射熱によりエアコンを30度に設定後徐々に上がり30度位になり、その後明け方にかけて温度が下がっていったのではないかと考えます。
ここのところ輻射熱が強力になり朝まで長続きしているように感じます。熱帯夜が強力になっている感じです。
輻射熱とエアコンと肌布団
輻射熱の影響で室温が下がらないため、以前はタイマーで1-2時間後にはエアコンが切れるようにしていましたが、朝まで連続運転の方が増えている様に思います。
このことはお客様からの夏布団のお問合せからも感じられます。
以前は夏の掛け寝具はタオルケットが定番商品であったのですが、ここのところエアコンとの併用で使う肌布団のお問合せが多くなっています。
室温を28度に設定するとタオルケットでは少し寒く感じるため、肌布団を使われていると思います。さらに設定温度を低くされている方もおられます。
夏の睡眠とエアコン
ここ数年熱帯夜が一段と強力になり連続する傾向があります。そのため寝具においても変化が出ています。
輻射熱が強力なため寝室の温度を睡眠に快適な温度までエアコンで下げて寝る方が多くなっています。
熱帯夜は25度以上ですが、室温は輻射熱の影響で朝まで寝苦しい状況のためエアコンは朝まで必要になっています。
輻射熱対策によるエアコンの冷房対策のため、タオルケットより保温力が少し高めの肌布団が人気が出ています。
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