羽毛布団の商品説明をチェック

羽毛布団の選び方も理解でき、何点かに絞り込んだが迷いが晴れず購入できない方からお問合せを頂きます。

ご質問の内容から察するに、絞り込んだ羽毛布団を買っても間違いはないだろうかとの不安があるようです。

そこで羽毛布団を購入時にチェックするポイントをリスト化いたしました。

羽毛布団を購入時の注意点、メーカー名の記載がない商品説明、生地と縫製が海外製でも日本製の表示はでき、2倍洗浄のダウンだから臭わない等。消費者にまぎらわしい商品説明を徹底解明!失敗しないための注意点をご案内いたします。

羽毛布団の商品説明の一例

羽毛布団の説明

上記の様なまぎらわしい説明を各項目毎にご案内致します。一応羽毛布団の基本的な知識をご理解頂いているものとして、ダウンパワー等の業界用語の説明は省きます。

この様なチェック項目と注意すべき理由を下段に表示いたします。

目次

羽毛に関するチェック項目

羽毛布団を選ぶ際にダウンの品質は重要な項目です。まぎらわしい説明が多いので注意して下さい。説明がご理解頂けたならこの様な枠にタッチ・クリックすると注意点は消えます。

注意点が消えない項目があれば羽毛布団の選び方のページをご覧ください。

  • 羽毛の産地が不明な場合は偽装の可能性も否定できません。

  • 羽毛の産地が上記の2国ならダウン率ダウンパワー等の品質で判断して下さい。本当の品質を知っているのはメーカー!

  • 羽毛を採取する水鳥はグースとダックの2種類!グースには通常グースとマザーグースの違いがあります。

  • グースのダウンボールは大きいだけでなく構造が違いフサフサ感もあり保温力に優れる。

  • 食肉の副産物の羽毛と食肉の価値を比較すると?グースダウンが6%、ダックは3%です。この差は品質差・人気度の表れです。

  • ポーランドのホワイト・コウダ種は有名ですが、羽毛の色の違いによる品質差はありません。ただ低価格品は注意!

  • ダウン率は、許容誤差の5%を考えると90%できれば93%以上がお勧めです。90%が分水嶺です。

  • 羽根布団はダウン率が50%未満です。ダウン率の確認をして下さい。「水鳥羽毛100%使用」は理解不能。

  • 見えない羽毛品質を保証するのはメーカーです。おすすめ羽毛布団メーカーか否か?社名無しは論外!

  • プレミアムゴールドラベルが付いていればマザーグースとは限りません。93%440dpのダックかも?

  • 羽毛の充填量に注意!過多はNG!低品質ダウンは増量傾向。シングルは1.2kgが目安。100g増量は有効!

  • マザーグースにはランクがあります。ダウンパワー値とダウン率の確認が必要!当店では93%430dp以上!

  • マザーダウン、ホワイトダウンはダックダウンです。グースの文字がなければダックダウンです。

  • 羽毛のクリーンな基準は、洗浄回数ではなく洗浄水の透明度です。例えば500mmとか1000mm

  • ポーランドとかハンガリーの世界有数の羽毛供給会社は、納入先の基準に合った洗浄をして出荷しています。

  • 高洗浄度の羽毛でも臭うかも?低品質のダックダウンは鳥臭が強いものが多い傾向。ダウン率に注目。

  • 薬品による羽毛のパワーアップ加工はイメージと正反対!温度調節機能はなくなり、すぐにペシャンコになります。

羽毛布団の側生地素材

羽毛布団の側生地素材は、化学繊維から天然繊維まで色々ございます。ポリエステル、合繊、綿、シルク等です。各素材には各々特徴がありランクもあります。

  • 日本製と海外製の生地では同じ品質条件でも感触に差がある。国産がお勧めですが同じ日本製と表示!見分け方は下段にて

  • 生地素材には、ポリエステル、新合繊、超長綿、シルク等がある。おすすめは超長綿の80単糸以上の生地。

  • 同じ糸番手でも織り方で硬さと音に差があり、綿花の種によっても差がある。ギザ45、新疆綿、ラムコは上質。

  • 細い糸の生地は薄くて軽いことはご理解頂けると思います。素材毎に吸湿性などの違いがあります。

  • 通気性がよい生地でも蒸れ感は完全に除くことはできません。蒸れ感を軽減するには春秋に薄手の合い掛け布団がおすすめ。

羽毛布団の内部構造

羽毛布団の内部のキルト構造は、格子状に仕切られているだけでなく立体的であったり、上層と下層の2層構造であったり更に中層を持つ3層構造などがあります。

内部の構造により保温力とか羽毛布団の重さ等が少し異なります。2層だから2倍も暖かいとのセールストークもあるようですが、2倍も暖かければ暑くて寝られません。

  • 暖かさはキルト構造だけではありませんが、1層より2・3層構造が少し暖かいが少し重くなる。

  • マス目間の羽毛の移動片寄りを防ぎ布団の厚みを長く安定させるキルト。ハイマチキルトとの併用が多い。

  • マス目とマス目の境目が見えない程のボリュームは不自然です。通常境目の縫い目は見えます。

羽毛布団のメーカー名

見る事のできない羽毛の品質を知っているのは吹き込み作業を行ったメーカーです。信用力は?

  • メーカー名の確認は重要!どこが保証してくれるのか?メーカーの信用力は?

  • メーカー名の記載は確認できたが、会社の評価はどうなのか?最下段にメーカーの信頼度のサイトを用意。

  • 90%OFFはあり得ない!元々の価格はいくらなのか?当初より値引きを想定済み?

  • 最近は過剰生産できるほど余裕のあるメーカーはありません。アウトレットではなく本当の理由は○○○の可能性も?

  • 有名メーカーの信頼感は高いですが、製品ラインナップは幅広くあります。

羽毛布団の購入基準

羽毛布団を購入されるときに何を基準に選ばれていますか?価格ですか?購入予算は何により決められましたか?品質の良し悪しで「日本製」ですか?

  • J∞QUALITY認証国産生地国内縫製と明記の日本製なら純日本製!大半は海外縫製の日本製。驚くほどの割合です。

  • 羽毛布団の購入予算は何によって決めましたか?原毛ダウンの価格を知ればあり得ない価格で販売されています。

  • 低価格でも布団の形はしています。価格の違いは羽毛布団の寿命でなく保温力と寝心地の違いです。

  • 寝具店も仕入れの際に柄は気になりますが、品質の違いに注意して下さい。カバーの柄を選んで下さい。

  • クチコミは作られたものかも?ショッピングモールの商品は画像と説明文の入れ替えは可能です。

  • なぜ売り上げランキング上位に上がったのでしょうか?単に安かったからかも?

  • 通販サイトは臭いなど五感全てを確認できませんが方法はあります。五感で選ぶ羽毛布団味覚は?

羽毛布団のサイズ

寝具の基本は適温での保温です。羽毛布団のサイズが合わなければどれほど高級品でもおすすめできません。

  • うつ伏せで寝た時の身長を余裕で被うサイズが必要です。シングルならロングロングの230cm丈もある。

  • 寝返りを多くうつとか、太い方はサイズアップがお勧めです。シングルよりダブル

  • キングサイズは丈に長いのではなく幅に広いサイズのふとんです。

羽毛布団購入時の注意点

羽毛ふとんの寝心地は、ダウン、側生地、1層とか2層などの内部構造の3項目のハーモニーです。どれか一つでも悪ければ寝心地が悪くなります。ダウンだけにスポットを当てるのではなく3項目全てをチェックして下さい。

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